第32回都城緩和ケア研究会が11月22日に開催されました。都城市北諸県郡医師会館には82名の方のご参加を頂き、遠くは熊本市や姶良町、宮崎市からもたくさんおいでくださいました。

　今回は「穏やかな時を紡ぐ～」というテーマで演題を募集し、7名の演者の皆様にご発表頂きました。がんを患う患者様と向き合いながら、教育的な立場でのご発表や世代や場所を超えたがん治療に伴う私たちの苦悩や迷い、患者様の希望をどうしたら叶えることができるのかといった、それぞれの発表が非常に興味深い内容となりました。

　その後は発表内容に分かれてご参加の皆様と共にグループワークを行い、さらに理解を深める事ができました。アンケートからも参加された皆様がとても満足されておられる様子が伺えました。

　32回を数える緩和ケア研究会の地道な活動が、同じ悩みを持つ仲間をつなぎ、患者様の苦しみを緩和する術が広がっている事に、事務局も大変嬉しく思っております。医療界を含む社会の情勢はますます厳しくなって参りますが、我々の心が次の世代へと紡がれていく事を願っております。

　ご発表頂いた演者の皆様、ご参加頂いた参加者の皆様、本当にありがとうございました。

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事務局　久保田