2026/06/01
さくら便り
さくら便り2026年6月号「グリーフケアについて」
大切な人を失った悲しみを“グリーフ”といいます。
悲しみの感じ方や回復までの時間は人それぞれで、決して同じではありません。
泣きたくなる日があったり、思い出して辛くなる日があったりするのは、とても自然なことです。
よくあるグリーフの反応
ご家族の中には次のような変化が起こることがあります。
- 強い悲しみや涙が出る
- 眠れない
- 食欲がなくなる
- 亡くなった方のことを頻繁に思い出す
- 「もっとできたのでは」と自分を責める
これらは多くの方が経験する自然な反応です。
ご家族へのメッセージ
悲しみを無理に乗り越えようとする必要はありません。
- 思い出を語る
- 写真を見る
- 信頼できる人に話す
そのような時間も、大切な心の整理の過程です。
私たちができること
当院の緩和ケアチームでは、ご家族の悲しみに寄り添うサポートも行っています。
- お話を伺う
- 必要に応じて専門職につなぐ
つらい気持ちを一人で抱えず、いつでもご相談ください。
最後に
悲しみは、大切な人を大切に思っていた証でもあります。
その思い出を大切にしながら、少しずつ日常を取り戻していけるよう私たちは寄り添っていきます。
緩和・在宅ケア委員会 田中聖也
